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2009年01月12日

毎年のことですが

伊集院静さんが毎年成人の日に、新しく成人を迎えた人たちに「君に乾杯」というサントリーの宣伝紙面ですばらしい、感動する文章を書かれています。主要な新聞に載せられるので読まれた方も多いと思います。今年の文章から以下抜粋です。

。。。
その原因はこころない大人が金を得ることを人生のすべてと考えたからだ。。。
その大人たちの大半は先進国で最高の学問を習得した人だ。。。。
それは人が生きる上で何が一番大切かを学ばなかったからだ。
。。。

この半年のばかげたアメリカ発の経済クラッシュをこれほどの短いメッセージで表現されたものをほかには見たことがありません。またこれはわれわれ日本人の大人にも当てはまります。学生たちに何を教えるのかを迷ったときにはこの言葉を思い出したいと思います。

伊集院文学のすごいところは、僕なんか少ししか読んでないけど、言葉や登場人物(僕が勝手に彼自身に重ね合わせることが多いのですが)に根が生えていて、植物も動物も人間も同じ地球で生を受け、そして例外なく短時間で消えてゆくという儚さがいつも漂っているところではないかと考えています。そして出会いに愛を重ね合わせるところが素敵です。花や雑草に対しても、馬や犬に対しても、もちろん人に対しても。

2009年01月12日 22:08

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