2008年02月28日
信頼の積み重ね
今日は大学の卒業生でLSに進学したメンバーから、試験が大変なことや今後の進路について不安になるという内容のメールを立て続けにいただいた。ちょうど学期末試験が終わり、結果がでて、不安になったりするのだろうと思う。苦労を知っているだけに助言するほうもとても辛い。
それでも自分の今の置かれた立場を考えて、作戦を変更したり、また1年延ばすことで基礎を固めたり、あるいは就職を視野にいれるなど、頭をよぎるのだ。今が一番苦しいときかも知れないが、自分で切り開いた道だから、誰に気兼ねすることなく自分で決めるしかない。
ロースクールの設置やその後の法務大臣のコメントやら弁護士会の議論など、受験生を不安にする要素は後を絶たない。ただでさえ不安なのに、たたみかけている。法曹資格は日本にどの程度必要であるのか、養成はどうあるべきか、議論を尽くさないのか尽くせないのか、今頃大臣がコメント出すこと自体、異常である。受験生による集団クレームに発展しなければよいが。
統計的にともかく現在籍を置いているロースクールのトップ3分の一に入ることが当面の目標であろう。40%だった合格率は年度ごとに下降する。当たり前である。新受験生が5千人近くも加わるのだから、落ちた学生2500人全員が再受験する今年はがくんと合格率が減る。来年はさらに下がる。来年度がひとつの指標になるであろう。机上の計算では25%である。平均で25ということはトップ10校を差し引いた残りの60校でどうなるかが最大の関心事である。計算が恐ろしい。
加えてLSの淘汰が始まる。こんな時期にLS設置を検討している大学もあるというからあきれてものが言えない。今年国立大学が上位に来たというのは、教授がどれだけ研究室で質問に来た学生に対応したかの違いがはっきり現れたように僕は分析している。私立で教員が弁護士業務をしながらのLSでは先生がいつもいないということが起こる。統計はないが、オフィスアワー義務時間の比較と合格率の比較を誰か統計として発表して欲しい。
とにかく現在LSを持っていない大学がLS設置を検討するなどという戯言は10年封印していただきたい。とにかく淘汰が必要である。
2008年02月28日 21:18
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