2008年02月27日
松下先生の講義
僕が25年も前からお世話になっていて、大学で教員として転職するときも、また留学のときも、本を出すときにもお力添えいただいている東京大学名誉教授で元WTO上級委員の松下満雄先生の講演会が都内であり、行ってきました。
独禁法の域外適用に関する講演で、なんだか学生に戻ったような気分で2時間びっしり勉強させていただきました。米国やEUにおいて際立って運用されている域外適用問題は、私人にとっても他人事ではありません。犯罪人引渡条約も絡んで各国の思惑を反映し、解釈が難しいところがあります。
実務家としての興味もありますが、学者もこのテーマには興味がそそられるのではないでしょうか。企業の犯罪の中でも特にこの競争法違反は厳しい罰則が待っているので、三浦和義氏の今回のサイパンの逮捕劇ではありませんが、国際問題として明確な答えがないだけに、根が深いです。
先生もお元気そうで、嬉しく思いました。これからもますますお元気に競争法、通商法の分野で僕らをリードしていってください。その風貌から経済産業省内でも「お茶の水博士」と愛称をつけられているようですが、産学官にこれほどファンが多い先生もそうたくさんはいらっしゃいません。バランスがよく、やさしさと厳しさを兼ね備えた先生には多くのOBOG、ビジネスマンのファンがいます。
今日の名だたる企業の法務マンが出席していました。僕の会社時代の後輩も来ていて久しぶりに顔を見合わせて再会を楽しみました。
2008年02月27日 16:44
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