2007年05月27日
空港にいなくて良かった
今日はANAの厄日であろう。システムがダウンして運航不能とは、誰にあたったらよいのか?そうシステム会社であるが、ソフト会社を多数見ている人間としては笑い事では済まされません。もしわが社のソフトが原因で運航が止まったらと思うとぞーっとしますね。
テレビでは数億円という損害額を話していましたが、それも上のほうでしょう。システムに頼りすぎているいう批判もあるかもしれませんが、それが現代のシステムのメカニズムであれば、いかにバックアップ体制が整えられているかが問題になります。つまりシステムの問題というより、会社の危機管理の問題です。この問題はシステム外注先の責任だけではありませんね。
バックアップがいかに脆弱かということを露呈してしまったら、信頼は根本的に揺らぎます。東京で地震がおきて、システムバックアップをうたっている会社の何パーセントが本当にバックアップを機能させることができるか疑問です。すべて地震のせいにして終わるような気がします。
神戸の大地震で、M社の2X4住宅、約3700棟の被害報告書を僕も入手して読みましたが、たしか、全壊半壊はほとんどなく、地盤が原因で倒壊したものが数棟あったとかかれてました。これが本当だとすると、日本型の在来工法より2X4のほうがはるかに地震に強い住宅ということになり、それをもっと宣伝したらよかったわけですが、このときの社長T氏は「不幸に乗じて営業するな」と話したそうです。
日本的ではありませんか。地震が起きても大丈夫であれば堂々と宣伝してもよいではないですか?このときの報告書はその後営業する際には配布したそうですが。
ANAはバックアップがなぜ機能しなかったのかを最初に発表すべきだと思います。
さて来週で5月も終わります。梅雨から夏に向かいます。四国は雨が少なく、渇水問題はもう始まっています。毎年のことですが、渇水問題が台風などで一気に解消されたときに、それまで散々天気予報士がとりあげていたのに、急に何の断りもなく報告もなく打ち切ります。僕はテレビ各社にこういったメールを送りました。「散々心配していたのだから、せめて貯水率が回復したときには、かならず、『ばんざーいい、満水になったので渇水問題はなくなりました!ご安心ください!ジャブジャブ使えますよ!!といわないのか?」 と。だれも返信してくれませんでしたけど。
2007年05月27日 19:31
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コメント一覧
今回の事故の損害額はもっと大きいと思います。IR的な発表で少なめなのでしょうか。しかしリスクに関する想定は相当高度なものを持っていなければならない航空会社のバックアップに対する考え方としてはお粗末ですね。どのようなリスク戦略を構築しているのか、知りたいです。また復旧のポイントとして報じられていましたが、旧システムに戻したら、動いたので復活したとのこと。どこまで事前に想定していたのですかね。
またテレビ局のことですが、双方向の情報伝達になっていないのですね。デジタル化を目前にしていて、アナログとデジタルでは、使う周波数域が少なく他域を有効に使えること、綺麗に見えるというベネフィットに加え、視聴者と双方向でつながることが享受できるという大きい長所があります。広告収入の観点からしますと、斜陽しかけている収入を増やすべく戦略を変更しなければならない大切な節目にいるのに、デジタル化になるということとで、何を変えなければならないかを自覚していないようです。報道の仕方、ニュースや番組のの役割、そしてそれにかかわる人の変革が必要でしょう。新聞社テレビ局など報道機関にはマーケティング的観点と未来予想図が全くありませんね。残念!
投稿者: Nozomu Kiikuni | 2007年05月28日 10:27
紀伊国さんの専門的視点からのコメントありがとうございます。まったくそのとおりだと思います。
投稿者: 舛井 | 2007年05月28日 10:55