2007年03月28日
勉強会―丸の内朝飯会
いやはや、凄い勉強会がある。以前一度だけ講師として参加させていただいた丸の内朝飯会である。名前のとおり朝ごはんをいただきながら、毎週木曜日の朝7時半から9時まで開催される会である。その会が2000回を迎えたということを聞いた。
世話役の市原実さんとは何度もお会いしていないが、こうして過去の、それもたった一回だけ話をさせていただいた人間にまでこまめに連絡をくださるのである。長続きする会とはこういうものである。しかし凄いことである。40年である。
バブル前後は数多くの勉強会があり、私も当時かなり本が売れていたので、50回以上は呼ばれてお話をさせていただいた。その多くが途中で解散、閉会となったが、この朝飯会だけは続いているのだ。最初は新宿の寿司屋さんで学生有志数名で始まったようである。バブル前の60年代である。
その有志のDNAがこうして脈々と続くのは驚異的である。誰かが汗をかいているのだ。でもその汗を見せないのだ。老後の楽しみとして毎回出席される方もおり、サロン的な雰囲気が漂う。90分の同席を楽しみに、一緒に飯を食べ、話に耳を傾ける。そして参加者全員が一言述べることになる。すべてのバランスが綺麗に配置されているようだ。一方的でなく、義務的でなく、全てが適度な心地よさがそこにあるようだ。
2000回記念のパーティーには残念ながら東京にいないので参加できないが、大盛況に違いない。僕はなぜだかこういう長続きしている会に英国的なものを感じてしまいます。静かで、目立たず、変化を好まず、淡々と、オンリーワンをマイペース、他者比較するわけでもなく、騒ぐこともなく、いつもの顔ぶれが集まるその会は、まさに英国的・牧歌的カントリークラブであるように思う。そして集う方々は紳士淑女であるかのようである。時代遅れでも構わず、このまま継続してほしいと願うばかりである。
2007年03月28日 00:10
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