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2007年03月07日

名刺の整理

仕事で出会った人の数はあまり自慢にならないが、まあそれだけ多くの人に出会ったことを自慢する人には、がんばったね、と労いの声をかけてしまいます。それにしても数多くの名刺がたまる。日本人は、とにかく会うと名刺交換である。外国人がみた日本人のイメージをジョーク集でまとめた本が売れているが、(読んでないからわからないけど)名刺交換についても何か書いてあるにちがいない。沈没する船の救命ボートに日本人が乗り込んできたら全員と名刺交換をするに違いないとか。。。。

従って、米国映画でも、お辞儀をして名刺交換をする画が取れたら、それは言わなくても日本人だということになるのだそうだ。名刺交換はその瞬間に「上下関係」がわかる。まず会社の規模に上下関係。上場企業か中小企業か。次にポジションについての上下関係。部長と課長。この場合には若干複雑な問題が生じる。つまり、大企業の課長と中小企業の部長はどっちが上かということだ。それも瞬時に判断する能力があるのだ。素晴らしいことだ。利益率、給与体系、業界勢力図、最近の売り上げ、スキャンダル、イメージ、、、など瞬時に判断して、顔を上げたときには、厳然ときっちり正しい上下関係を決した笑いがあるのだ。

こういう能力はさらに、すれ違いざまの挨拶の後先までも瞬時に判断することでさらに磨きがかけられていくのだ。30M先からやってくる人を3秒後にすれ違うまでの間に全てを決まるのだ。この二人の日本人の判断には一分の狂いもない。素晴らしいことである。

従って、会社の取引先のコンペなどではスタート前から力関係が決まっているので、地獄の半日がまっているのに、これを楽しみにしている多くの日本人がいる。立派である。営業の鑑である。僕には絶対にできないことであるのですが。

なんでこんなことを書いたかというと、最近の若いビジネスマンはこういったサバイバル能力が著しく欠如しているのではないかと感じるからだ。電車や地下鉄の中でお目にかかる若い人たちは自分の世界に入り込んでいて、周りをもながら状況をシミュレーションすることをしている人が少ない。体験的統計ではあるが、そんな気がしますね。少し古い考え方かな、とも思いますが。毎日電車で観察していて感じたことでした。

2007年03月07日 21:11

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