2006年12月23日
芸能人スキャンダル
今日のニュースにこんなのがあった。
「お笑い芸人の間で伝統的に受け継がれている精神が“捨てる神あれば拾う神あり”。不倫スキャンダルの山本モナ(30)にビートたけしが救いの手を差し伸べたように、元極楽とんぼの山本圭一(38)にも救世主が現れた。今年7月、17歳の少女に対する婦女暴行容疑(不起訴処分)で芸能界を追われた山本を復帰させようと島田紳助の呼び掛けで運動が起きているのだ。
「運動が始まったのは今月になってから。取りあえず形にしようと“嘆願書”が作成された。所属プロの垣根を飛び越えて若手芸人や大御所の芸人らが“嘆願書”に署名している」(放送作家)
こういったニュースに触れるたびに、昔殺人事件をおこした歌手の克美しげるに対する当時の芸能界、特に浪曲師の故TRが、復権のための活動を展開して、「これだから芸能人はバカと呼ばれる。芸能界の常識、日本の非常識」と揶揄された事件である。
殺人犯の復権とは笑い話であるが、今回の山本事件はいかがであろうか?刑の軽重で復帰を議論するのは難しいが、社会的に制裁を受けて、もういいだろう、ってな水戸黄門的な復帰容認論もあろうが、それをいう人間もどの程度のものか。
僕は個人的には山本という芸人は彼を良く知る芸能人からの話を聞いているので好きではないが、もし山本君がこれで永遠に芸能界から葬られるというのが社会の多数意見であるならば、岐阜県庁で税金を意図的に盗んで私利私欲を満たすための裏金作りを実行した多くの職員は、山本事件を論ずる前に、とにかく解雇されるべきが相当なのではないか?
以前にJRで何十円かを盗んだ職員が解雇されたというニュースがあったと思うが、違法性は県庁職員のほうが数段上だ。彼らは困窮犯ではなく、確信犯であり、自分たちの欲求を満たすための知能的経済犯罪を犯して、のうのうと毎日仕事をしている。着服して笑顔で処理していたであろうその顔は愉快犯に近いであろう。このバカと山本君が社会的制裁を平等にうけるかどうかを、ここはいっちょう見極めようではないか。
エキセントリックなワイドショーの報道は、時として視聴者の判断の正しいバランスを失わせる。本間前税調会長の問題は格好の餌食となったが、官舎問題だけが今回の批判の焦点であるべきなのに、報道は愛人問題にウェートを置きすぎる。安い官舎を提供することと、ホテル代を公費拠出することとどちらが税金を有効に使うかは、まあどっちでも良いように思う。高級ホテルに3泊もしたら空いてる官舎を提供したほうが無駄がないと思うが。
とにかく報道がずれているとしか思えない。
2006年12月23日 16:34
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